身体の悩みを緩和するドライヘッドスパ専門店/天使の眠りソマンジュ

消耗品がほぼないことから利益率は50%


ドライヘッドスパ専門店「天使の眠りソマンジュ」が今年6月、全国を対象にFC募集を開始した。同店を手掛けるYY(東京都豊島区)は、エステティックサロンやホワイトニング専門店のほか、経営コンサルティング事業も営んでいる。同社は、コンサルティング事業で培った集客力やブランディング力を活かして、年内にFC30店舗を目指す。


YY

東京都豊島区

諏訪義久社長(49)

諏訪義久社長(49)


近年ヘッドスパを行うヘアサロンが増えているが、その効果は凝りをほぐして頭皮をすっきりさせる一時的なリフレッシュにすぎない。しかし、「天使の眠りソマンジュ」が提供するドライヘッドスパは、脳脊髄液流・リンパ流・血流の3つの液流にアプローチ。自律神経や交感神経と副交感神経のバランスを整えていくことで、不眠や頭痛、肩凝りや疲労感などの慢性的な悩みの緩和に繫がるという。さらに、頭皮と顔皮が繋がっていることから、頭部を刺激することで小顔などの美容効果も期待できる。


同店のドライヘッドスパは当初、脱毛やフェイシャルエステなどを行う総合サロンの中のオプションサービスとして提供されていた。施術歴17年の店長によるドライヘッドスパは、客の7割が頼むほど人気を博した。そこで、需要の高いヘッドスパを店長監修のもと専門店化し、2017年に同店をオープン。店長の技術をマニュアルに落とし込むことで、誰でも高度な施術ができるようになった。同店を開業するには、ヘッドスパの技術とベッドが置ける程度のスペースがあれば十分だ。コロナ禍で職がなく困っている人の新しい働き口になればと、同店は今年6月にFC募集を開始した。


開業費は個人加盟や法人加盟、サービス業経験者・未経験者などの条件によって変動する。加盟金は2パターンで、個人開業の単店展開の場合は20万円、法人加盟で複数展開する場合は30万円だ。研修費も2パターンを用意。言葉遣いなどの初歩的な接客から学ぶ場合は16万円、サービス業経験者で、ヘッドスパの技術のみ教わる場合は12万円だ。そのほかベッドなどの備品を設置した場合、トータルの初期投資は30〜60万円となる(物件取得費は除く)。直営モデルは月商80〜100万円で、利益率は50%。ランニングコストは家賃や人件費、全体の1%程度の消耗品(オイルやヘアスプレー)だ。


同店は目的来店が主であるため、賃料の低いエリアでの出店が可能。オーナー1人で営業する場合は、人件費もかからない。ただし、カップルや大切な人を誘ったギフト利用が多いため、ベッド2台の2人体制での営業を推奨している。ロイヤリティは固定3万円だ。同社がコンサルティング事業を営んでいることから、集客やブランディングはオーナーの希望に合わせた提案を行う。SEO対策やリスティング広告のほか、話題づくりのためプレスリリースを発行する。ヘッドスパは、同じ美容業態である脱毛・フェイシャルエステなどに比べて店舗数が少なく、出店はしやすい業態だという。現在、同社は直営1店で運営しているが、年内までに、FCによる店舗展開を目指す。


ベッドを置くスペースさえあれば開業できる

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