ホワイトニング専業店として店舗を展開

専属スタッフを配置し高品質を担保/ホワイトニングカフェ



アユザック

兵庫県神戸市

佐藤 和也社長(36)


アユザック(兵庫県神戸市)の手掛けるセルフホワイトニング店「ホワイトニングカフェ」は、2015年に直営店を神戸にオープンし、2017年にFCを開始してから現在までに直営の札幌店を含め、全国に26店舗を展開している。セルフホワイトニングは医療ホワイトニングよりも低価格で手軽にホワイトニングできると、近年若者の間でSNSや口コミを通して話題だ。セルフホワイトニング市場を牽引する同社の佐藤和也社長に話を聞いた。



佐藤 和也社長(36)



ネイルサロンの一角からスタート

口コミと紹介で広がり、FC化へ発展


歯のセルフホワイトニングは、医療ホワイトニングに比べ「低価格」「痛くない」「食事制限が無い」点が特徴だ。アユザックが最初に出店した神戸三宮店は、当初、ネイルサロンを間借りしてマシン1台で営業していた。ホワイトニングといえば歯科医院では10万円のコースが勧められるのに対し、3・3万円のコースが人気の「ホワイトニングカフェ」は評判が広まり、セルフホワイトニングサロンとして独立できるまでになったという。


集客力に魅力を感じた知人から相談を受けたことがFCの始まりだ。紹介や評判により、ネイルやマツエクサロンで兼業する店舗の出店が増えたが、佐藤社長はこう話す。「本部としては、本業に専念するためにもホワイトニング専属のスタッフを一人置いてほしい」



高品質と高客単価を担保する

質の高い人材教育が強み



近年は他社の参入も増えている。美容ホワイトニングは資格や経験が不要だからだ。また競合のほとんどが同じ機器で大差もない。しかしだからこそ、高い効果を発揮するためにはサポートスタッフの質の高さが重要だと佐藤社長は話す。同社では直営店には歯科衛生士を配備し、歯科医院勤務経験のあるスタッフが本部のSVとして加盟店への教育を行っている。未経験のスタッフに対しても、照射方法など、利用者に確実なサービスを提供できるよう研修を実施している。


一来店あたりの平均客単価は9000円程度で、同業界の中では少し高めの設定だが、「安すぎると不安といった声や、ちゃんと教育されたスタッフに対応してもらいたいというお客様の声があった」(佐藤社長)。その分、人材育成や質の高いサービスの提供に力を注ぎ、価格帯を担保している。



最小限の原価で高利益率を実現
オーラルケアへの意識高める足掛かりに


利用者のメインターゲットは20代女性。歯はコーラや豆乳でも着色することから、今後も女性を中心にニーズは高まると同社は見ている。


初期費用は、加盟金150万円、研修費用40万円、保証金20万円、機器が1台あたり110万円、そこに物件取得費用や工事費用など合わせておよそ600万〜1000万円ほ ど。機器の仕入れ台数によって収益モデルは異なるが、2台の機器を導入すると月商は平均200万〜300万円となる。原価は歯ブラシや紙コッ プ、マウスオープナーなどの消耗品のため、粗利は9割を超える試算だ。今後はさらにSNSを強化し、ネット経由の集客力を上げる戦略だ。「最短30分で終わるので、仕事帰りや買い物途中などに立ち寄れる立地 が理想的」


歯科医院は全国に6万店舗以上あるが、日本人のほとんどが定期的に利用しないといわれる。「歯の健康への意識を高め、手軽にケアできる場所として当社が役割を担えたら」

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