【ラヴィニティ】施術と食事指導を組み合わせた痩身エステ
公開日:2025.11.11
最終更新日:2025.10.29
※以下はビジネスチャンス2025年12月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。
目標体重まで通い放題の料金システム
キーリスが展開する女性専用の痩身エステ「ラヴィニティ」は、健康的に無理なく痩せるためのプログラムを提供している。2012年に開業し、直営店を6店舗展開してきた。昨年8月に、FC1号店を自由が丘にオープン。直営店で長年にわたり育てたブランドを、全国に広めたい思いから本格的にFC展開を開始した。
利用者に合った食事指導
ラヴィニティの強みは、施術だけでなく食事指導を組み合わせたプログラムにある。予防医学に基づく食生活改善を軸に、無理なく健康的に体重を落とす仕組みを整えた。
施術では、エステティシャンによるマッサージのほかにマシンを用意している。脂肪燃焼や筋力を上げるもの、内臓を活性化させて代謝を上げるものなどさまざまだ。
食事指導では、「人生の最後の1日まで元気に過ごす食事」を理念に、利用者それぞれに合わせた指導を行う。利用者は1週間分の食事を提出する、それに対して業務委託をしている専門家が栄養素やカロリーのアドバイスをする形だ。
「モチベーションが下がらないように、『自主的にやりたくなる食事内容』をカウンセリングしています。30キロ痩せたひとでも全然我慢していないという声を頂きます」(西本明日香社長)
特徴的なのは「最初に設定した目標体重まで通い放題」という料金体系だ。3キロごとに区切ったプランを設定し、専門家による基本のプログラムに加え、食事カウンセリングやオリジナルサプリなど、成果が出るまで諸経費のみで通える。ただし、オプションのマシンサービスを利用する場合は追加料金が必要だ。
平均的な利用期間は目標体重に応じて変わるが、3カ月から20カ月ほどだ。短期的に痩せるのではなく、生活習慣ごと整えるためリバウンドを防ぐ点が差別化要因になっている。実際、同店はリバウンド保証を用意しているが、適用されるケースはほとんどないという。

施術にはさまざまなマシンを用意している
70店舗の出店を目標
加盟開業の資金は、加盟金200万円を含め総額1100万円ほどが目安となる。研修費150万円、開業プロデュース費50万円、内外装やマシン導入などで760万円ほどが必要となる。物件取得費は別途150万を目安に必要となる。15坪ほどの広さから開業が可能で、施術部屋を3~4ブース設置する。現在は駅から5分以内の立地に展開しており、空中階でも問題ない。
月商は300~500万円ほどだ。300万円の場合、人件費はエステティシャンが2~3人必要で30%ほど。マシンのリース費用は20万円ほどで、消耗品やシステム利用料、水道光熱費が50万円、家賃が30万円、広告費が本部に払う分を含め17万5000円、ロイヤリティが10%かかる。これを差し引いた60万円ほどが手残りとなる。
同店は今後の目標を70店舗の出店としている。
「エステには運動で出せない効果があると考えています。運動が苦手な人でも楽しく続けられる一つのやり方として、全国の人に広めていきたいと思います」(西本社長)
ラヴィニティ
キーリス
(さいたま市大宮区)
西本 明日香社長(36)
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