店舗型は昼の2時間営業で売上280万円超え/鰻炭

解凍・火入れのみの調理で初心者参入も可能


Utechnologies

高知県高知市

営業担当 溝口 知美氏(28)


高知発の「鰻炭」は、飲食店経営や経営コンサルティングを主な事業とする、utechnologies(高知県高知市)が手掛ける鰻専門店だ。同社は2021年4月から、実店舗型とバーチャルレストラン型の2タイプでFC展開を開始。わずか半年で、全国100拠点に迫る勢いだ。


営業担当 溝口 知美氏(28)

高知発の「鰻炭」は、飲食店経営や経営コンサルティングを主な事業とする、utechnologies(高知県高知市)が手掛ける鰻専門店だ。同社は2021年4月から、実店舗型とバーチャルレストラン型の2タイプでFC展開を開始。わずか半年で、全国100拠点に迫る勢いだ。


国産鰻専門店では鰻重(鰻一匹)は4000〜5000円が通常だが、鰻炭では1980円で、同品質のニホンウナギを満足感あるボリュームで食べられる。相場の半額を実現したのは、調理を含めたオペレーションの効率化にある。


鰻の場合「串打ち三年、裂き八年、焼き一生」という言葉があるように、初心者には扱いが難しい部分がある。しかし同店の場合、加工場で鰻を捌き、串打ち・蒲焼までの調理を行う。加工された鰻は、冷凍パックで店舗に配送されるため、実際の調理は、解凍と火入れ、盛り付けで済む。こうしたオペレーションの簡略化により、提供時間はオーダーから3分程度までに短縮される。


同社では客席をもつ「実店舗型」と、デリバリーやテイクアウト、既存の業態に鰻炭のメニューを追加する「バーチャルレストラン(VR)型」の2タイプでFC展開を進める。現在の内訳は、実店舗型30店、VR70型店だ。


加盟条件は両タイプともに加盟金0円、保証金万円。なお、期間限定で保証金が免除される。実店舗型は坪前後、テイクアウト専門の場合は4坪から開業可能。月額のロイヤリティは、実店舗型で2万5000円、VR型で1万8000円から。そしてこの金額に売上の1〜3%を加算する仕組みだ。


実店舗型の実績モデルは、11〜13時の2時間営業、週6稼働で約280万円。詳細は、原価37%、人件費16%、税引き前の利益率が33%だ。平均来客数は65人/日(約1700人/月)、客単価は1700円だという。VR型の場合、1日に16食を販売したとすると、月商は150万円。売価の変更が可能なため前後はあるが、原価28%、UberEats手数料38・5%、利益率は25%だ。


高知店では開業後2カ月で投資回収を終えた。初期投資の低さ、並びに投資回収の早さ、さらにはオペレーションの簡素さから同店は異業種からの参入も多い。同社は加盟店の負担を低減するため、マニュアルの質や研修動画の内容に徹底的にこだわっている。


また、加盟希望者に対して一律に金額を課すことはせず、必要な人に必要なサポートを行う。契約後に提供されるノウハウだけで開業まで可能だが、加盟者がさらに手厚いサポートを希望する場合には、有料オプションとして開業時1回のみ30〜90万円が必要となる。同社は今後、VR型含め全国に300拠点を目指す。顧客に対してはお手頃で美味しい鰻を提供すること、加盟店に対しては多額の資金を用いない新しい加盟の形を提供していく。

鰻一匹が載って値段は1,980円

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