受注先は全国展開の大手チェーン約1万3000社/Teireジョーズ

確約案件の紹介により初年度から黒字スタート可能


くうかん

東京都中央区



主にメンテナンス業や清掃資機材の輸入業などを営むくうかんは、2021年6月に「Teireジョーズ」を立ち上げ、厨房機器の定期・緊急メンテナンス業務を行うFC展開を開始した。現在、同サービスの受注先は、同社が契約する大手コンビニや飲食チェーンなどを中心に約1万3000社。メンテナンスの受注が確定した案件のあるエリアを中心に全国展開を進める。

馬場龍太 新規FC開発本部部長(45)

「Teireジョーズ」は、全国展開するコンビニや大手飲食チェーンに設置される厨房機器の定期・緊急メンテナンスを請け負うサービスだ。近頃コンビニではホットスナックに加え、ドリップコーヒーやソフトクリームの提供など、サービスメニューが拡大しつつある。


コーヒーマシンの設置などに伴い、厨房機器の種類も増え、保守メンテナンスに対する需要も年々高まっている。これを受け同社では、フライヤー、コーヒーマシン、製氷機、食洗器などを中心としたメンテナンスを実施する。受注先はTully‘sやくら寿司などの飲食チェーンのほか、ドラックストア、フィットネスクラブ等々、全国展開する大手チェーンが大半を占める。


加盟店は、受注が確約した定期案件を紹介してもらえるため、営業の必要はなく、初年度から黒字スタートが可能。基本的な業務は、指定された受注先の定期保守メンテナンスで、機械トラブルが生じた場合は昼夜問わず、緊急メンテナンス対応する。厨房機器のメンテナンスは技術職でニッチな市場であるため、ノウハウが確立されにくく、新規参入が難しい業界だという。


同社では、コンビニやカフェなどの模擬店が備わった専用施設で開業前に1カ月の研修を行う。模擬店には実際の機器と同様のものが完備されており、未経験者でも専門技術が身につくよう、現場経験のある専任講師が指導する。開業後、実際の現場でウェアラブルメガネを装着することで、SVによるリアルタイムサポートを受けられる。


開業資金は、加盟金100万円、研修費120万円、資機材費77万円、保証金60万円、合計357万円だ。ロイヤリティは変動制で、売上が万円未満の場合は0円、30万〜50万円の場合は売上の10%、50万〜75万円だと15%、75万円以上で19%である。ランニング費用は主に移動費と月々のロイヤリティで、メンテナンスに使用する工具等は開業資金に含まれる。


加盟店のスキルによるが、個人事業主の利益率は平均60%だという。同社は、加盟店の技術レベルや習得技術の種類により、複数案件や高単価案件を優先的に紹介してもらえる「アドバンス制度」を設ける。年間のクレーム件数の低さや、業務速度、緊急対応率などで技術ランクを評価。技術ランクが上がるにつれて、優遇される内容も多くなる。


本制度は、技術の優れた加盟店が、品質の高いサービスを提供することで、それに応じた報酬を得ることを目的としている。なお、受注先が確定した案件がないエリアでは加盟店の募集は行わない。ただし、募集エリア外でも仮契約することは可能だ。仮契約の場合、本部が新規エリアの開拓を行い、仮契約者に確定案件を用意する。仮契約金は45万9000円だが、半年以内に受注先を確保できなかった場合は全額返金される。

コーヒーマシンなどのメンテナンスを実施

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