1名来店形式の腰痛専門整体院/整体院札希─さつき─

蔓延防止措置中の関東店でも月商110万円超え


2017年に札幌で創業した「整体院札希」は、腰痛専門の整体院だ。日本の人口の約84%が腰痛を経験するという統計が出ていることやテレワークが日常化していることから近年、腰痛解決への需要は益々高まっている。その中で同院は2020年に国内で初めて、腰痛専門の整体FCを開始。現在は北海道と関東に直営1店と、FC5店を展開する。


カラダリリース

札幌市厚別区

川崎綾太社長(28)


川崎綾太社長(28)

対象は緊急性の高い腰痛持ち

新規客の約6割が回数券購入



腰痛専門の整体院札希は歩行困難レベルの腰痛持ちや、「改善には手術しかない」と診断されたような緊急性の高い患者の施術を行う。同院は施術の効果や患者の悩みなどを正確に把握することで、患者の肉体と精神の両方をサポートする。そのため1名ずつの来店形式を採っており、オーナーは基本的に施術師として患者の施術にあたる。


患者同士の接触を避けられることから、同院はコロナの影響をほとんど受けず、2022年2月の蔓延防止措置中の関東店でも月商110万円を超えた。開業に資格は不要で、オーナーは業界未経験者が多い。研修はオンライン学習と実技で分かれており、オンライン学習は専門的要素が強く、国家資格以上の内容だと川崎社長は話す。


通常であれば専門学校で3年かけて学ぶ内容だが、同院の研修では現場で使う知識のみを抽出しているため、総計25時間程で完遂できる。その後、札幌で既存店オーナーサポートのもと、本部による3日間の実技指導が行われる。


初期投資は加盟金200万円、研修費30万円、保証金20万円。設備は施術用ベッド1台と骨模型、ホワイドボードぐらいでトータルでも10万円ほど。物件取得費を含めた合計は約300万円だ。重度の腰痛患者を顧客にする関係で、立地は駅から徒歩約3分を理想とする。客単価は8000〜9000円で、1日あたり5〜6名を施術する。基本的な施術時間は1名あたり45分であるため、実働約80時間/月で100万円の売上が達成できる。ランニングコストは、リスティング広告などの広告費で15〜20万円、ベッド1台程のスペースの家賃は5〜10万円。そのほか、固定のロイヤリティ10万円と電子カルテのシステム利用料が5000円発生する。


原価と人件費が発生せず家賃も抑えられていることから、営業利益は60〜80%になるという。同業態で最も重要となるのが集客だが同社の場合、希望者には物件契約前のテストマーケティングを実施している(別途50万円発生)。


具体的には、開業希望駅の徒歩3分圏内の住所で実際にリスティング広告を運用する。業界の基準と照らし合わせて、5万円で3〜4件問い合わせが発生すれば、十分に勝てる立地であると証明できるという。初回料金を1980円と、通常の約5分の1に設定して集客を図るとともに、施術で治せる範囲か確認する。整体では治せないレベルの方はお断りするなど、誠意を持った対応を心掛けている。


初回来店からリピーター獲得へ繋げるため、問診や治療に至るまでの説明などの接客方法もサポート。その結果、新規客の約6割が回数券を購入している。同院の目標は、各都道府県に最低でも1店舗のFCを展開することだという。



ベッド1台程のスペースで開業可能

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