猫の安心・安全な居場所を確保するキャットハウス/キャットハウス猫ざんまい

設備投資を抑え、猫とのふれあいスペースを提供



街中でよく目にする猫カフェ。店内に放し飼いされた猫と過ごしながら飲食を楽しむ施設で、愛くるしい仕草や表情をした猫たちと触れ合えることから、猫好きに人気だ。ただし、衛生面から猫と完全隔離された厨房や飲食スペースが必要となるなど初期投資は高額になるケースが多い。そこでキャットハウス「猫ざんまい」を展開するブライト(東京都渋谷区)は飲食スペースを省き、猫とふれあう機会を提供する新業態で差別化を図る。



ブライト

東京都大田区

菊地明子社長(33)


菊地明子社長(33)


飲食スペースをカットし

猫カフェとの差別化を図る


キャットハウス「猫ざんまい」は、猫とふれあうことに特化した事業だ。入場料と猫用のおやつ販売のみを行う。これにより、スタッフは接客と猫の世話に集中できるほか、利用客は猫とよりふれあえるといったメリットがある。猫を抱き上げることなどを禁止する猫カフェが多いなか、同店は抱っこができ、さらに保護者同伴であれば小学生以下の子供も入場可能だ。


蒲田店では10時から20時まで年中無休で営業(正月は除く)。利用料金は分500円からで、フリータイムは2000円だ。平均滞在時間は3〜4時間で、なかには開店から閉店まで店内で過ごす人もいる。売上は平日で2万円/日、土日4万円/日の月額万円。利用客の7割が20代後半~30代前半の女性だという。同社は今年3月からFC募集を開始。在庫を持たず、調理など特別な技術は不要で、さらに人材確保といった課題も少ない。また、オーナーが営業日時や利用料金を設定できるなど自由度を高く設定している。


菊地明子社長は「保護猫団体にとっては餌代を稼ぐ場にもなる。チェーン展開することで、1店舗が閉店したとしても他店が猫の受け皿となる。猫と人の共生を目指していきたい」と話す。開業にあたり、オーナーは第一種動物取扱業の登録をする。店舗に必要な面積は猫1匹につき1坪、10坪から開業できる。立地は問わないため自宅開業も可能。動物愛護法で猫の展示は6時間ごとに1時間の休憩が定められており、休憩スペースとなる猫専用バッグヤードの設置が必要だ。


加盟金は通常190万円だが、今回は一次募集につき150万円。申込時に20万円を前払いする。猫仕入代は120万円を見込むが、保護猫や純血種など取り扱う猫の種類により変わる。什器・備品は餌・給水皿、猫用のトイレ、ベッド、シャンプーシンク台などで30万円。内装費は猫の安全が確保できれば簡易なもので構わない。研修費は20万円、出店サポート費は20万円かかる。


研修は、蒲田店で爪切りやシャンプーなど猫の世話を学ぶ。さらに、キャストとなる猫と寝食を共にするなど、猫が人への警戒心を解くようなレクチャーを予定している。ロイヤリティは月額5万円。このほかランニングコストとして、15坪程度の小型店の場合で家賃万円、光熱費2万円、餌・消耗品費5万円、病院代の積立金3万円、土日のアルバイト人件費万円などの費用が見込まれる。今後の年間出店数は最大でも5店舗程度とし、猫の安全を確保した店舗展開を目指す。




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