菓子技術講座を運営する団体が展開するスイーツショップ/Licorne(リコルヌ)

加盟店はトレンドに合わせた商品展開が可能


日本サロネーゼが運営する(一社)日本サロネーゼ協会は、デザイン性に優れたお菓子作りの講師を育成する団体だ。2013年の設立から約13,000人の認定講師を輩出した一方で、同協会がレクチャーする可愛らしいスイーツを店で買いたいという要望も相次いだ。これを受けて日本サロネーゼは2019年、夢かわいいスイーツの販売店「Licorne」をオープンした。


日本サロネーゼ

兵庫県芦屋市

桔梗有香子社長(47)



桔梗有香子社長(47)

製造スペース含めて5坪から開業可能



「Licorne」は、韓国発の厚いマカロン「トゥンカロン」をメインコンテンツにしたスイーツショップだ。手作りならではの可愛らしい見た目が特徴で、ユニコーンやクマなどをあしらった色とりどりのトゥンカロンを販売している。


トゥンカロンは10〜20代の若者に人気の最新スイーツだが、ギフトやホームパーティー用としての需要も高く、1個約400円ながら客単価は1850円となっている。FC本部である日本サロネーゼは、国内外のスイーツの研究・講座開発を行っている。加盟店ではトゥンカロン以外にも、スフレパンケーキやクロッフル(クロワッサンとワッフルを掛け合わせた菓子)といった流行のスイーツも販売することができる。


同社は2021年3月からFC募集を開始し、現在は直営4店、FC10店を展開中。開業方法は2つに大別される。テイクアウト店やカフェとして新規出店する方法と、既存のスペースにショーケースを導入する方法(以下:コーナー型)だ。どちらで開業するにしても、製造スペースを含めて5坪あれば十分だ。


開業費は共通で、加盟金165万円、保証金50万円、オープン協力費11万円となっている。商材をトゥンカロンのみとする場合、研修費は16・5万円。トゥンカロン以外の商材も扱いたい場合は、定められた研修を受ける必要がある。例えばクロッフルを追加する場合は、5・5万円の研修費を支払い、1日のメイキング研修を受講(Zoom研修も可能)。スフレパンケーキの場合は10・5万円で3日間の研修となる。


トータルの初期費用は、新規出店の場合で448万円からで、コーナー型の場合で約170万円。月々発生する費用も共通で、ロイヤリティ5・5万円と情報システム料1・1万円だ。商材を追加してもロイヤリティは変動しない。新規出店した場合の収益モデルは、トゥンカロン200個/日販売で月商150万円、営業利益約67万円。コーナー型の場合は、トゥンカロン100個/日販売で月商100万円、営業利益約万円。基本的に販売員1名・製造員1名での営業となる。トゥンカロンの皮は店舗で製造する。


調理方法は、10年以上の講師育成のノウハウをもつ本部が短期間でマスターさせる。味の決め手となるクリームは、本部のパティシエが作るため、どの店舗でもクオリティの高いスイーツが完成する仕組みだ。研修さえ受ければ商材の入れ替えが自由であるため、トレンドに合わせた商品展開が可能となっている。同社は今後も日本初のスイーツ商材の開発を続けるとともに、Licorneの100店舗展開を目指す。


手作りならではの可愛らしい見た目が特徴

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