完全無人化で脱毛サロンのさまざまな問題を解決/セルフ脱毛サロン「ハイジ」

1号店出店から1年半で店舗を展開


ハイジ

東京都新宿区

斎藤一誠社長


斎藤一誠社長

初出店から1年半で全国33店舗を展開「脱毛業界の改革」を目標に掲げ、2020年10月に無人型のセルフ脱毛サロン「ハイジ」の1号店を出店したのはハイジ(東京都新宿区)だ。現在、FC30店を含む33店を展開している。


同社の代表を務める斎藤一誠社長はWebコンサル出身で、もともとエステ業界とは無縁だった。脱毛サロン業界に足を踏み入れたのは、「高額で押し売り的」「次の予約がなかなか取れない」「誇大広告に近い宣伝」といった脱毛業界の問題点はすべて、当時、さまざまな分野でトレンドになっていた無人化によって解決できるのではないかと考えたことがきっかけだったという。


実際、店舗の完全無人化によって、これらの問題はすべて解決できたそうだ。現在、世の中には〝無人〞を謳うエステサロンがかなりの数あるが、そのほとんどは、無人化されているのは施術だけで、受付には入会受付や機器の説明を名目に、来店者により高いコースの利用を進めたり、商品を販売するためのスタッフがいる。「押し売り的」なイメージが強いのはこのためだ。


「ハイジ」は受付スタッフすらいない完全無人店舗のため、必然的に、利用者が何かを押し売りされることはない。また、スタッフを置いている店舗は営業時間が制約されるため、利用客は限られた時間帯の中でしか予約を取ることができない。ひどい場合、次の予約が3カ月先になることもあるという。一方「ハイジ」は、完全無人の24時間365日営業のため、予約を幅広い時間帯に分散させることができる。予約の取りやすさは比べものにならない。


安さで集客してから高額なローンを組ませるようなことも一切ない。こうした点が評判となり、同店は初出店から1年半経たないうちに、店舗数を33まで増やすことに成功した。「最初はまったく考えていなかった」というフランチャイズも、開業から間もなく、関西や北海道などから「加盟したい」という問い合わせが寄せられたため始めたという。現在は毎月20件前後の問い合わせが来ているそうだ。


フランチャイズで開業する場合の初期投資は、60万円の加盟金や200万円の脱毛器代などを合わせ約400万円。これとは別に50万円程度の物件取得費が必要。損益分岐に達するタイミングはオープンから6ヶ月後を想定。定額会員20名をベースに、回数券販売やお試し会員の売上を見込む。


「もちろん、完全無人化によるデメリットもあります。特に、お試し会員に対して、直接感想を聞いたり、入会の案内をできない点は当店の一番の弱点だと言えます」今後はフランチャイズを軸に全国展開を進めていく計画だという。当面の目標は年内80店舗だ。



男性の利用客も多い

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