カジノゲームの魅力を広めたい/ExtremeBarBACKDOOR

プレーヤー同士が楽しむ空間づくりでリピーター確保



「ExtremeBarBACKDOOR」はカジノ4大ゲームであるブラックジャック、ルーレット、バカラ、ポーカーをゲームセンターのように楽しめるテナント型アミューズメント施設だ。2014年に直営1号店である六本木店を開店し、2020年からFC事業を開始。FC1号店となる銀座店を21年に出店した。


ROUNDERS

東京都港区

清水喜久社長(54)寺内透社長(60)



清水喜久社長(54) 寺内透社長(60)



ディーラー育成が成功のカギ


六本木店は、40坪の店内にルーレット台やポーカーテーブルなどゲーム用テーブルを7台設置している。来店時に現金3000円を店内専用チップ500〝バックドアドル〞分に交換する。追加チップは1000円で500バックドアドル分から交換可能だ。退店時に手持ちチップとして残っていれば店舗で90日間預かり、次回来店時に利用できる。また、カジノ初心者向けに無料ポーカー講習も用意。1日の来店者数は多い時で60人、全体の8割が男性客だという。


ゲーム進行役となるディーラーの育成が肝となるビジネスだが、開業前に本部のトレーニング部が研修を行う。ルールやカード捌き、配当の付け方などカジノゲームに関連することだけでなく、利用客とのコミュニケーションの取り方といった研修にも力を入れている。清水社長は「ディーラーのコミュニケーション力が重要」と強調する。「退屈そうにしているお客がいたら、その人たちを結びつけるような話をする。


ゲームの楽しさに加えて、お客同士が仲良くなる空気を作り上げ、リピーターを作ることがこのビジネスには重要だ」と話す。店長やFCオーナーに対しても、店舗イベント企画や運営方法の指導を本部SVが行う。ルールやマナーといった細かい質問も、SNSアプリ等を利用して随時受け付けている。カジノゲーム業界では、ポーカー単体の取り扱いは増えたが、4種類のゲームを扱う総合アミューズメント業態はまだ全国で20〜30店舗程度という。

「日本のカジノ構想が実現したとしても、ルールやマナーを知る必要がある。カジノゲームを学ぶリテラシーの場所として、こういう商売は成り立つ」と寺内社長はいう。


開業費は研修費込みの加盟金200万円で、25坪で賃料40万円のテナント取得費が320万円。このほか、スケルトンからの内装・看板施工費1050万円、カジノ備品購入費400万円、風営法等届出費用30万円、その他経費200万円で合計2200万円。なお、外観は店内の様子が窺えるガラス張りを推奨している。ロイヤリティは売上の5%(月額)。収益モデルは日間(8時間営業)で月商600万円。ドリンク・フードの仕入れ原価35万円を差し引くと粗利益は565万円。


想定されるランニングコストは人件費270万円、テナント料40万円、水道光熱費万円、広告宣伝費50万円、求人広告費10万円、カード手数料9万円、ロイヤリティ27万円、通信費など30万円の合計451万円。営業利益は114万円を見込む。風営法第5号営業許可の取得が必要となり、商業地域は深夜1時まで、その他地域は深夜12時まで営業可能だ。今後は期限を設けず50店舗出店を目標に掲げる。



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