物件込みの初期投資額は200〜300万円/バナナライフ

近隣店とのコラボなど地域に根差した店を展開


2020年7月に開業したバナナジュース専門店「バナナライフ」は、同年12月にFC展開を開始して、現在は首都圏を中心に27店舗展開する。素材を最大限に活かしたバナナジュースを提供するため、各店舗でバナナの仕入れ・熟成を行っていることが同店の最大の特長だ。


ビーライフ

神奈川県大和市

佐々木利真社長(41)



佐々木利真社長(41)

流行りだけで終わらせない

地域密着型店舗で生き残る



バナナライフでは老若男女問わず受け入れられるジュースを提供するため、添加物や保存料を使用していない。材料は基本的に熟成させたバナナと牛乳のみで、お好みのトッピングに関しても添加物が使用されていないものを厳選している。


材料がシンプルであるゆえに、バナナの熟成度合いが味の決め手となる。そのため同店ではオーナー自らバナナを仕入れて、店舗で熟成度合いをコントロールしている。バナナは暖かい場所にまとめて保管しておくと早く熟れ、寒い場所にひと房のみで置いておくと熟成速度が落ちる。気候などによって熟成速度が異なるバナナの一番美味しいタイミングを見極めることで、素材を最大限に活かしたバナナジュースを安定して提供できるという。こうしたバナナの特徴や、熟成コントロール方法などは3日間の研修で学べる。


物件取得費や内装工事費を含めた初期費用の合計は、200〜300万円(物件により変動)だ。この中に加盟金110万円が含まれる。保証金や研修費は発生しない。同店は27店中26店が居ぬき物件で、路面店が大半を占める。路面店で開業した場合、SCテナントとは異なり営業時間の縛りがないため、主婦が副業として開業することも可能だ。直営の収益モデルは10時〜19時半の8時間半営業、来客数が平均70人/日の場合で、月商約150万円、粗利益万円。客単価は760円だ。使用する材料が少なく、ロスが発生しにくいことから原価は20%。


ミキサーで材料を混ぜるシンプルな作業であるため基本的にワンオペレーションとなり、人件費は%だ。ロイヤリティは売上の5%か2万円のうち高い方の金額となる。もともとの初期投資が低いことから、千葉の稲毛マリン店・杉並成田東店などでは最短の3カ月で投資回収を終えた。店舗ではバナナジュースのほか、同社が開発したバナナチップスやオリジナルタンブラー、Tシャツなども併せて販売できる。


特にバナナチップスは、約3〜4割の来店客がついで買いするほど売れ行きが好調で、加盟店はグッズ方面からも収益を上げられる。収益が落ちやすい冬には、期間限定メニューやInstagramをはじめSNSを利用した集客などを提案し、本部がサポートする。同社は地域に根差した店舗を目指しており、バナナを地元の八百屋で仕入れするほか、近隣の店舗と共同したイベントを行っている。過去には、近所のカヌレ専門店とコラボしバナナカヌレを両店舗で販売。近隣店舗のレシート持参で100円引きするなど、地域活性化に貢献した。同店は年内に直営・FC合計で100店舗展開を目指す。




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