テイクアウトやデリバリーに適した商品開発/ベベのおそうざい

Uber内評価では5点中4.8点を取得



2010年に神谷吾一社長は、フレンチ総菜のテイクアウト店「べべのおそうざい」を開店した。2013年に「ナチュール・メイ」として法人化し、現在はデリバリーやケータリングなども行っている。同社は「フレンチを身近に」という信念のもと、昨年よりデリバリーFCの加盟店募集に乗り出した。



ナチュール・メイ

愛知県名古屋市

神谷吾一社長(45)


神谷吾一社長(45)


本格フレンチのデリバリーFC

時間が経っても美味しい商品を開発



「格式高い」「ハレの日に食べる」というイメージが根強いフランス料理に対して、同社は独自のスタイルでフレンチを身近な存在へと近づける。日常使いができるよう単価は2300円と手頃な価格に設定。テイクアウト業態にすることで、子どもと大人が一緒に気兼ねなくフランス料理を楽しめる機会を提供してきた。


テイクアウト店としての10年以上の経験をもつ同社は、時間経過による商品の形状変化を低減する研究開発を常日頃行ってきた。火入れの調整など美味しい状態を長くキープするための工夫はデリバリーにも活かされ、べべのおそうざいはUber内で5点評価中4・8点を取得している。同社は幅広い層を想定しており、安全に細心の注意を払っている。そのため、化学調味料や保存料を添加しないことはもちろん、ソースやドレッシングに至るまで手作りしている。


手間が掛かりそうに見えるが、加盟店にはセントラルキッチンで製造された食材が届くため、オペレーションは至ってシンプル。温める、焼目をつける、カットするなど基本的な調理ができれば問題ない。デリバリーFCでは主に、料理をお弁当にして提供しており、中身はメインと2種類のデリ、ご飯やパンなどのサイドメニューで構成される。メインやデリは本部から届くが、サイドメニューの米やパンは加盟店が用意する。そのため必要な設備は、炊飯器やコンロ、グリルパン類や電子レンジなどの一般的な調理道具で、既に飲食店を営んでいるのであればすぐに開業できる。


開業費は、加盟金10万円と研修費10万円の合計20万円だ。飲食に精通していて、動画研修やレシピの提供だけでマスターできる人は研修費も免除される。本FCは、飲食業やゴーストレストランなど既存業態を持っている人を想定しているため、物件にかかる費用は発生しない。直営モデルは、11時〜23時で日稼働した場合で月商約110万円(日商約4万円)。包材込みの原価が約35%、配達手数料が約35%。人件費や家賃は発生しない。ロイヤリティは固定5万円でそのほか、発注システム(インフォマート)使用料が月々3000円発生する。営業利益は約23%(25万円)となっている。現在同社は、愛知県で3店舗展開している。デリバリーFCで名古屋以外のエリアにも出店することで「身近なフランス料理」を浸透させていきたいという。

閲覧数:57回0件のコメント