原状回復の内製化を目指す不動産会社からの問い合わせ増 一都三県でFC募集を活発化/リセッターズ/IBパートナーズ/馬場 風雲 社長


IBパートナーズ(東京都渋谷区)

馬場雲 社長


独立開業を目指す個人や、原状回復工事を内製化したい不動産管理会社などを対象にしたフランチャイズチェーンがある。IBパートナーズ(東京都渋谷区)が主宰する「リセッターズ」だ。FC化の狙いや今後の事業計画などについて馬場風雲社長を取材した。(※2020年12月号「注目のNEW FCビジネス」より)

馬場 風雲 社長

IBパートナーズ(東京都渋谷区)が運営する、退去立会いから原状回復工事、ハウスクリーニングなどをワンストップで提供するフランチャイズ「リセッターズ」は9月、加盟募集活動を再開させた。


開業にかかる費用は、未経験者の場合で、加盟金90万円と保証金30万円、研修費45万円など、約260万円。リアルの現場での技術研修や営業同行などを経て、約1カ月で開業となる。資材を保管する場所さえあれば店舗は不要。営業車輌については必須となっている。なお、経験者の場合は研修が一部免除され、さらに備品等を購入する必要がないため、さらに少ない初期投資で開業することができる。


「管理会社にとって原状回復業者は、いくらでもあって欲しい存在です。そのため営業に行っても、話を聞いてくれるケースがほとんど。門前払いになることはほとんどありません。だから営業が苦手だという方も、それほどプレッシャーを感じる必要はありません。また、仕事を本部から割り振ることもあります」


個人・法人、業種を問わず加盟が可能。すでに加盟している6店は、未経験の個人事業主やハウスクリーニング業者など。最近では、原状回復工事を内製化したいという不動産会社からの問い合わせも多いという。


1人で開業した場合の売上は、ひと月当たり150万円を想定。この場合、利益は100万円程度を見込む。売上が安定するまでに2、3カ月、投資回収にかかる期間は約8カ月が目安となる。最初に加盟した船橋店は、未経験から始め、すでに毎月150万〜160万円の売上を上げているという。


▲ 一都三県で最大200店舗を目指す

「1人が1カ月でできる工事は、ワンルーム15件くらいが限界です。管理会社3、4社と取引できれば、仕事に事欠くことはありません。継続して実績を積み上げた加盟店に対しては、事業拡大を促すために、本部が取引する大手のクライアントを紹介します」


「リセッターズ」は昨年8月に、一都三県を対象にフランチャイズの加盟募集を開始。毎月1件のペースで順調に加盟店を増やしていたが、新型コロナウイルスの流行を機に、募集活動をいったん見合わせていた。


繁忙期に向けた準備を進めるために、ここにきて募集活動の再開に踏み切った。一都三県では150〜200店舗を目指し、2、3年後を目処に順次エリアを広げていく計画だ。

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