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【ARAVAGOLF】最新鋭シミュレーターを導入して「純投資コミット型FC」を展開

公開日:2023.07.03

最終更新日:2023.07.06

※以下はビジネスチャンス2023年6月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

(ミニッツラウンドゴルフ:岐阜県岐阜市) 12店舗(FC9店) 木村 優一 社長(47)

 東海エリアでゴルフスクールなどを展開するミニッツラウンドゴルフ(岐阜県岐阜市)はインドア練習場「ARAVAGOLF (アラヴァゴルフ)」を展開する。スコアアップを目指す中・上級者を対象にしている。

 

 

 

 

 

 

店舗運営は本部が行う完全委託型

 ミニッツラウンドゴルフは2014年、ゴルフスクール「ミニッツインドアゴルフ」を開設。全打席にゴルフシミュレーター「GOLFZON」を導入し、プロコーチによる少人数制レッスンを行ってきた。
 同社は2021年、時間営業の個室貸切ゴルフ練習施設「ARAVAGOLF」を立ち上げた。GOLFZON 正規代理店である同社の強みを活かし、最新鋭のゴルフシミュレーターを採用。GOLFZON の練習特化装置GDRと世界・国内200コース以上を搭載したVISION のハイブリッドマルチ機を設置し、高さ3m、幅3.7〜5mの大型スクリーンでアプローチ練習や世界中のゴルフコースをラウンドできる。個室貸切制のため、人目を気にせず練習に打ち込めるほか、会員同伴であれば3人まで利用可能。家族や友人でゴルフを気兼ねなく楽しむといった使い方にも適している。
 利用料金は、24時間毎日1時間使い放題のライト会員月額1万2000円。この他にも深夜・早朝会員や平日デイ会員、土日祝会員といったタイムゾーン限定プランはいずれも月額9800円、会員価格1回2200円のチケット利用などもある。
 同店は、2021年より人口40万人の岐阜市に7店舗を出店し、さらに22年には仙台と京都にも進出。そこで得たデータを基に「アラヴァ・マーケティング・リサーチシステム(AMS)」を開発した。出店候補地のリサーチ段階で出店後の集客予測を分析できるようになった。現在、直営3店舗、FC 9店舗の合計店舗を展開する。
 同社には、独自のFC加盟プラン「純投資コミット型FC」がある。本プランは、店舗開発から施工、開業、集客、接客、クレーム対応、CSまでを本部が請け負うというものだ。店舗運営は本部が行う完全委託であり、オーナーは純投資となるのが特徴だ。
 初期投資費用は、居抜き物件で2打席の場合、内装施工費1500万円、GOLFZON 装置費800万円、その他300万円(無人システム・家具代・WEBマーケティング初期構築費)の合計2600万円。減価償却・広告宣伝費などすべての経費を含め、全店舗で事前計画に対し実利回り10%を超えて推移中だ。
 同社は今後、AMSを活用して70〜200万人規模の都市(郊外型)への出店を本格化していき、3年後には100店舗を目指す。

 

スコア100切りからシングルプレーを対象にするARAVAGOLF

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