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【THE DOG Salon Trimming Wagon】ブランド力を生かした集客が強み

公開日:2023.12.31

最終更新日:2024.01.04

※以下はビジネスチャンス2023年12月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

立地に左右されない移動型ペットサロンがFC展開

THE DOG Salon Trimming Wagon THE DOG COMPANY:東京都品川区 鈴見 純孝社長(61)

 THE DOG COMPANYは2020年に「THE DOG」の運営を開始。 20周年を機に、リブランディングを行い、長年親しまれてきたテイストを大切にしながら、時代のニーズにあったデザインにアップデートをしている。2022年にペット業界に参入し、移動型ペットサロンの展開を始めた。また、犬や猫を支える支援活動として「SAVE THE DOG PROJECT」を立ち上げ、売上の一部を動物愛護団体に対し、去勢・避妊手術費やワクチンの購入費として寄付を行っている。

 

 

 

客単価は1万1000円

 同ブランドは、小型犬と中型犬を対象に、グルーミング(お手入れ+シャンプー)とトリミング(グルーミング+カット)を提供している。2022年月に1店舗目となる横浜本店がオープン。現在、4台のワゴンが街中を走っている(すべてFC店)。グルーミングは5500円から、トリミングは7500円からだが、犬種や地域によって価格は異なる。約9割の顧客はその他オプションを付けるため、客単価の平均は1万1000円だ。他社に比べると、施術の価格は割高だが、利便性が評価されている。
 同社がFC展開をした理由は2つある。国内では20年前からトリミングワゴンが存在している。現在、300台ほど稼働しているが多くは集客に困っているという。これを踏まえ、同社はSNSフォロワー20万人、50か国以上で愛されている「THE DOG」のブランド力を生かして集客することにした。もう1つは、業務内容がハードで待遇に不満を持ち離職するトリマーの雇用を守るためだ。同社が考えるトリマーの理想の稼働日数は月間25日。1日8時間勤務で4頭を対応すれば良い。移動を少なくし、効率良く回ることがポイントだが、完全予約制で時間の調整がしやすい。また、車内で「THE DOG」のグッズ販売も可能なため、物販からの収益も期待できる。

サロンのデザインラッピングは5犬種から選べる

投資案件としての出店も可能

 初期投資は加盟金100万円、研修費50万円、車体塗装費など約305万円。ワゴンをリースした場合、本部の提携会社からのリースとなり、フルパッケージで約650万円が必要となり、早ければ3か月で納車が可能だ。また、収益モデルは月間日稼働し、1日3頭を1人で施術した場
合、月商は85万円だ。支出は、車両リース代やガソリン代などのランニングコストが約38万円、ロイヤリティは固定で12万円、寄付金が2000円で、これらを差し引くと営業利益は約45万円となる。法人は投資案件として加盟することもでき、毎月の売り上げからプールをして、約3年半で返済するスキームも組んでいる。
 トリマーを雇用する場合は資格が必須。また、1人で施術対応するためには3年の実地経験と自動車免許も必要だ。
 本部の研修は5日間でブランドの方針やトリミングの技術などを学ぶ。SNSやチラシ、リスティング広告で集客しており、これらは基本的に本部が行う。開業後サポートはメンターと呼ばれるSVが月に1回臨店してサポートする。半径7キロ以内を1エリアとしており、オーナーの希望エリアで出店可能だ。
 今後は、3年で100台を展開し、移動式トリミングサロンの中でトップを走り、社会や暮らしに必要とされるブランドとなることを目指している。

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