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【ワンリノネットワーク】業界で唯一、買取再販の仕組みをFC化

公開日:2023.11.28

最終更新日:2023.11.28

※以下はビジネスチャンス2023年12月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

システム・施工・ノウハウを提供

 エフステージは、リノベマンション販売において首都圏で有数の実績を誇る買取再販事業者だ。独自のリノベマンションブランド「ARISE」を含め、累計7000戸以上を販売してきた。そんな同社は、買取再販事業のノウハウをパッケージ化し、「ワンリノネットワーク」として一都三県を対象にFC展開を開始。現在41社が加盟している。

ワンリノネットワーク エフステージ:東京都文京区 藤島 昌義社長(55)

PROFILE
エフステージ代表取締役社長。1968年生まれ、埼玉県出身。大学卒業後、大手不動産会社を経て、 2002年株式会社エフステージを設立。2006年より東京都を中心にリノベーションマンションの販売を開始。2022年売上高263億円、累計販売戸数7000戸を突破。中古マンション業界一筋30年、バブル崩壊から業界の今日までの変移を見続けてきた。

 

 

 

独自のシステムを開発 同業の加盟も多数

--御社がFC展開する「ワンリノネットワーク」は、どのようなサービスですか。
藤島 当社が培ってきた買取再販事業のノウハウをパッケージ化して提供するのが、ワンリノネットワークです。買取再販事業に参入するには、仕入れルートの開拓やリノベーションの発注先、販売促進活動や営業社員の教育などが必要です。そこで、当社が持つマニュアルやシステム、リノベマンションブランドを加盟企業様に提供し、買取再販事業への参入や成長をサポートしています。競合他社はなく、買取再販の仕組みをFC化しているのは当社だけです。
--なぜ、自社のノウハウを他社に提供しているのですか。FC化の理由について教えてください。
藤島 買取再販市場が拡大している今、新規企業の参入が増え、大手企業のシェアも拡がり、競争が激しくなりつつあります。その中で、リノベマンション「ARISE」を含めて、当社のブランド力を向上させるためにFCによるネットワークでシェア拡大を図ろうと考えました。
 FCは2019年から開始し、現在は41社に加盟いただいています。買取再販事業者の加盟もありますし、戸建分譲や賃貸事業、仲介業などの異業種が買取再販事業を立ち上げるべく、加盟したケースもあります。
--御社が加盟店に提供しているパッケージとは。
藤島 大まかに言うと、システム・施工・ノウハウの3つを提供しています。
 システムは、買取時に必要な査定システムと仕入れ営業を効率的にできる営業管理システムです。現在は競合が増えたことで、物件を安く仕入れることができなくなりました。そのため、ニーズの高い物件を仕入れるための目利き、つまり査定力が重要になります。そこで参考になるのが査定システムです。当社では10年以上、売主物件の販売価格や販売期間などの情報を拾い続けており、今では70万件超の物件データがシステムに登録されています。どこの業者がいくらで売ったかを一覧できるため、エリアの相場が分かり、結果的に査定のスピードと精度を上げることができます。加盟企業様からの評判も上々で、「これだけで加盟の価値がある」といった声をいただいています。
 買取再販事業者が物件を購入した後、施工に入ります。この時、工務店などに依頼するのが一般的です。その際、当社に工事を依頼すると ARISEブランドが使えるようになります。ARISEは首都圏で7000戸を販売した実績があり、仲介業者の認知も高いブランドです。そのため、販売もしやすいのです。
 また加盟店様には、運営・営業・人材教育の3つのマニュアルをお渡ししています。これは、買取再販事業に必要な土台づくりを支援するもので、当社が10年かけて作り上げたノウハウを公開しています。そのほか、加盟企業様同士の情報交換の場として、勉強会を含めた交流会を月に1回開催しています。

「ARISE」は累計7000戸を販売した実績がある

豊富なサポートツール 自由な活用が可能

--開業に必要な金額とスタッフの人数を教えてください。
藤島 加盟金は33万円で月会費は11万円/月です。人材に関して、社長1人で始められる会社もありますが、事業を拡大して成長させていくには営業マンが2〜3人以上はいた方がよいでしょう。
 たとえ、少人数の会社や新たに買取再販事業を始める会社でも、当社のノウハウを学べるメリットがあります。ある程度の規模の企業様でも、システムや内装工事の発注など、各社で必要なものを利用できるのが強みです。
--仮に、営業マンが2人いたとしたら、年間売上はどのくらいを見込めますか。
藤島 物件の購入価格や販売価格によって変動するので一概には言えませんが、当社の場合は営業マン1人あたり月に1〜1.5件を仕入れます。毎月1件の仕入れと想定すると、営業マン2人で年間24件を購入。その後、リノベーションして販売するのですが、当社だと平均4000万円で販売するので、年間10億円前後の売上となります。仮に、仕入れが売上の10%とすれば、年間粗利は約1億円を見込めます。
--今後の目標は。
藤島 当社のワンリノ事業の目的は、ブランド力の向上です。そのため、加盟企業を増やすよりも既存企業の業績向上に注力したいと考えています。また、今後は当社の強みであるDXをさらに推進し、加盟企業の生産性を高めていきます。加えて、当社が独自開発した買取再販業に特化したシステムのみを利用できる「システム会員」を新たに設けて、一都三県から全国にネットワークを広げていく構想を描いています。

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