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【ルルト】理学療法士監修、機能改善に特化

公開日:2025.05.21

最終更新日:2025.05.21

※以下はビジネスチャンス2025年6月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

独自の採用チャネルで優秀な人材が集う

 理学ボディが展開するマシンピラティススタジオ「ルルト」は、機能改善に特化したパーソナルレッスンのピラティスだ。2022年から展開を始め、現在、直営41店舗、FC17店舗まで広がっており、毎月5店舗ほど増店をしているという。すでに海外にも進出をしており、マレーシアやシンガポール、インドネシアやオーストラリアでも店舗展開している。ルルトは理学療法士が監修し、体の機能改善にこだわったエクササイズを提供していることが特徴だ。

意欲があるスタッフが集う

 ルルトの特徴は、「PHI ピラティスジャパン」に認定されたマスタートレーナーが、プロダクト責任者として監修をしていることだ。PHI ピラティスとは、理学療法士の資格を持つジョセフ.H.ピラティス氏が考案したピラティスだ。解剖学や運動学に基づいたエクササイズで、機能改善やパフォーマンスアップする効果が学術的に証明されているという。
 同団体に認定されたマスタートレーナーは日本ではまだ40名ほどしかいないが、ルルトでは団体に認定されたマスタートレーナーの戸田圭哉氏が監修する研修を受けることができる。その結果、技術を学ぶことに意欲的なピラティスインストラクターが集まりやすいという。
「当社は技術研鑽をしたいという学習意欲のあるインストラクターをリクルートすることができます。また整体院を展開していることから、理学療法士から採用することも可能です。この採用チャネルを持っていることが、当社の大きな強みです。社内研修にも力を入れて取り組んでおり、ランク制度を設けスキルに応じて給与が上がる仕組みになっています。技術を向上し続けられる環境を構築し、高い定着率を実現しています」

会員80名で月商250万円

 ルルトは、パーソナルレッスン専門で1レッスンを45分に設定。会員は月3回、4回、6回、8回のプランを選択でき、月額料金は2万9700~7万2000円となっている。会員のボリュームゾーンは月3~4回プランだという。
 開業の初期費用は、加盟金300万円、研修費万円30/人、マシン代100万円、備品50万円、内装費50~150万円、物件取得費を含めて660~930万円ほど。物件は約14坪で、立地は駅徒歩10分以内を想定している。
 収益モデルは、会員が80名想定で、月商が250万円。ロイヤリティ15%で、正社員2名の人件費と家賃などの経費を引いて、利益は約100万円だ。
「国内では300店舗の展開を目標としています。また現在、海外展開がとても好調で、特にシンガポールでは次々に出店ができそうな手ごたえを感じています。業界でアジアナンバーワンのブランドになれるチャンスを感じているため、まずはそれを目指していきたいと思っています」

展開わずか3年で50店舗超を出店

ルルト
理学ボディ
(東京都渋谷区)
木城 拓也社長(36)

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