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【 眼の整体院 アイケアLaBo】「眼のケア」に特化した整体サロン

公開日:2024.12.18

最終更新日:2024.12.20

※以下はビジネスチャンス2024年12月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

少額投資で利益率34%を見込むパッケージ

眼の整体院 アイケアLaBo 瑞生:東京都渋谷区 樫村 瑞生社長(29)

 2019年に設立した瑞生が手掛ける「眼の整体院アイケアLaBo」は、視力低下や眼精疲労の改善など眼に特化した整体院だ。同店では各人の症状に適した眼のケアを施し、さまざまな眼の悩みの改善を図っている。独自の機械を用いることで施術の再現性の高さを担保し、2023年からFC募集を開始した。現在はFC9店舗、直営2店舗の合計7店舗を展開中だ。

 

 

 

老眼や眼精疲労など眼の悩みを改善

 眼鏡店の調査によれば、日本の成人人口のうち7割以上がメガネやコンタクトなどで視力矯正を行っているという。2050年には世界人口の半数が近視になるとも言われており、海外の研究機関が警鐘を鳴らすほど、近視を発症する人が増加し続けている。そして、近視は進行度合いが強いほど、網膜剥離や緑内障など、眼の病気にかかるリスクが高まると言われている。瑞生が展開する「眼の整体院アイケア LaBo」は、そのような眼に関する悩みに特化した施術が受けられる整体院だ。施術を受けることで、眼の疲れの解消や視力の維持が可能になる。
 同店では、初めに視力検査やカウンセリングを行い、顧客の眼の状態や体調をリサーチする。その後、ヘッドスパやマシンによる特殊施術で筋肉の癒着を剥がす。動きが悪い部分に的確にアプローチすることで、根本から眼のケアを行っている。ケアやトレーニングを習慣化することで、視力低下を中心とした眼の不調を取り除くことができるという。
 眼の悩みは老眼や視力低下、眼精疲労や眼瞼下垂などさまざま。利用者からは、継続して通うことで効果が見られたとの声が挙がっている。同店は回数券制で、3回で4万9500円、16回で22万円、30回で36万3000円。いずれも施術時間は1回50分だ。週1回を目安に通うことで効果が感じやすくなるという。

本部での教育体制の強化

 初期投資は加盟金350万円、研修費22万円、保証金100万円。物件取得費は50〜200万円で、設備工事が必要ないため内装費は100万円程度で済む。そのため総額は580〜910万円となっている。また、目的来店が中心となるため、賃料の低いマンションやビルの空中階でも開業可能。さらに初期投資を抑えたい場合は、通常2ベッドを用意するところ1ベッドでの開業も認められている。
 2ベッドで開業した場合の収益モデルは、月商約300万円。利益率は35%で、営業利益は104万円を見込む。費用の内訳は人件費90万円、広告費30万円、家賃や水道光熱費が25万円、施術に必要なマシンのリース費が2台分で12万円だ。ロイヤリティは10%となっている。
 集客はメタ広告などを使用し、月間の新規顧客数は約40人を想定している。顧客は眼のケアのために継続して通う傾向があるため、リピーターが定着しやすい。
 開業前は動画学習をした後、ロープレや技術研修を受ける。本部は月に2回程度研修を実施しており、一定期間の勤務と研修によって施術者としての水準をクリアすると独立できる。今後、同社は眼科医との協業や本部体制の強化に注力しつつ、2年間で100店舗への拡大を目指す。

眼の整体院アイケアLaBoの施術イメージ

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