• HOME
  • 記事
  • 【ど冷えもん】Case3 冷凍自動販売機 冷凍自動販売機全国450台設置実績

【ど冷えもん】Case3 冷凍自動販売機 冷凍自動販売機全国450台設置実績

公開日:2023.09.27

最終更新日:2023.09.27

※以下はビジネスチャンス2023年8月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

専門店との提携で約200アイテムを用意

ど冷えもん (シークリー:東京都品川区) 塚口 直信 取締役(45)

 中食事業を中心に展開しているシークリー(東京都品川区)では、2021年より冷凍自販機「ど冷えもん」事業を展開。大手スーパーマーケットや羽田空港など、スペース活用として提案し、全国約450台の設置実績を持っている。

 

 

 

 

狭小スペースに導入 月額収益30%以上

 この事業は、同社が自販機メーカーのサンデン・リテールシステムの一次代理店としてスタートさせたもの。ギョーザ・ラーメン・スイーツ・からあげなど、全国の有名専門店との提携による商品を現在までに、約200アイテムを用意する。同社によれば主要顧客は30〜50代、平均単価800円〜1000円。現在までに300社ほどの企業が参画、3年後には1000か所までに拡大させていくことが目標だ。
 冷凍自動販売機の市場は拡大しつつある。急速冷凍機などの冷凍技術の向上により、専門店の味がそのまま楽しめるようになったことと、コロナ禍によるテレワークの浸透などによるライフスタイルの変化がその背景になる。
 同社の事業は当初、飲食店やメーカーが自社の商品を販売するケースが多かったが、商品の充実化に伴い、不動産オーナーが、空きスペースの活用法として導入するケースが増加しているという。たとえば山口県の眼鏡店が店舗敷地内に設置したケース。ラーメンや餃子、スイーツを販売したところ、地方では珍しいスイーツの販売によりリピーターを後押ししたことで、月間最高売上高は80万円以上を記録した。
 自動販売機は基本購入だがリースも可能で、約150万円に設置工事費が加わる。自販機の減価償却は5年。
 同社によるシミュレーションでは1か月に300食を販売すると想定した場合、売上高は30万円。一方、機械代金・電気代・人件費が4万円、食材原価21万円で営業利益が5万円。1か月900食の販売では、23万円が営業利益となる。全商品60〜70%の原価を想定しているため、30%はオーナーに収益が残る計算となる。
 設置場所は同社が調査するとともに、専属チームが立地に合った商品を提案、アドバイスすることはもちろん、設置後はSNSなどを通じて販促支援も行う。
 同社によれば、自動販売機事業が成功するポイントは、立地はもちろん、ブランディングや商品企画によるところが大きいという。
 そのため同社は自動販売機自体にラッピングを推奨している。実際導入店舗で調査したところ、ラッピング「なし」店舗が月額売上高17万3843円だったところ、「あり」店舗は同40万4230円。その差は25万円にもなる。ラッピングコストは約12万円が目安だ。
 同社の親会社であるシークリーホールディングスが中食事業として「結膳〜yuzen〜」ブランドで展開している高級会議用弁当事業は、大手製薬会社で利用されているという。

餃子やラーメンなどメニューはさまざま

 

次なる成長を目指す
すべての経営者を応援する
フランチャイズ業界の専門情報誌

フランチャイズ業界唯一の専門情報誌として、毎号さまざまな切り口をもとに新興本部から大手本部までをフォーカス。またFCを自社の新たな経営戦略として位置付け、中長期的な経営を目指す経営層に向け、メガフランチャイジーの情報も提供しています。

記事アクセスランキング
次なる成長を担うすべての起業家を応援する
起業&新規事業の専門情報誌

“起業のヒント” が毎号充実! “ビジネスチャンス” の宝庫です。
すぐにでも役立つ独業・開業・転業・副業サポートの雑誌です。
資金をかけずに始められる新しいビジネスの紹介、FC、経営・会社運営のノウハウなど、多くの経営者からの“起業のヒント”が毎号充実。

定期購読お申し込みはこちら