【キャリカク】充実した就職支援で業界トップレベルの就職実績
公開日:2025.12.02
最終更新日:2025.11.25
※以下はビジネスチャンス2025年12月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。
1事業所あたり年間最大6~7人を輩出
2021年にオープンした「キャリカク」は、ITスキルに特化した就労継続支援B型事業所だ。一般就労に向けたIT・事務系業務やPC作業を通して、利用者のスキルアップを支援している。同事業所は、履歴書添削や企業面接練習など利用者の就職支援に注力しており、1事業所あたりの年間就職人数は最大6~7人と業界トップレベルの水準となっている。
ITスキル特化型事業所
就労継続支援B型事業所はそれぞれ異なる障がいを持つ人が福祉的就労できるよう、多様な作業を用意するケースが多い。一方、「キャリカク」はIT業務に一本化しており、一般就労を見据えた専門性の高い作業を扱っている。主な作業内容は、営業代行のDM送信やSNSの運用代行、動画編集だ。これらの業務は案件単価が高く、軽作業の2~10倍に及ぶ。そのため工賃も高く、通所1年以上の利用者の5割が4万円以上となっている。
同事業所は就職支援に注力しており、スキル獲得から就活まで伴走支援している。スキル獲得は、健康管理・日常生活管理・対人スキル・基本的労働習慣・職業適性の5つのスキルから成る就労準備性ピラミッドをもとにした支援を行う。一方、就活支援では履歴書の添削や企業説明会の同席、就活セミナーなどを実施している。こうした取り組みが奏功し、同事業所の年間就職人数は1事業所あたり最大6~7人と、業界トップレベルの水準となっている。
B型事業所の中でも就職に強い同事業所は、就労移行支援で就職が叶わなかった人も多数受け入れている。早期のステップアップを望む人が多く、A型寄りの利用者が中心となっている。

PC作業は案件単価が高め
週4回の研修を用意
同社は2023年にFC展開を開始し、現在は直営6店舗、FC24店舗を展開している。初期投資は加盟金500万円、採用費60万円、事業所設備費360万円、工事費等410万円、合計1330万円だ。
開業12カ月目で利用者数40人の収益モデルは、月商約392万円に対して、営業利益が約121万円(31.0%)。人件費は188万円(48.0%)、ロイヤリティ7%を含む経費は81万円(20.9%)となっている。損益分岐点となる契約人数は20人で、オープン後5~12カ月で到達する見込みだ。利用者獲得の手段は4~7割がWebで、そのほか相談支援事業所や就労移行支援からの紹介となっている。PCが使えるA型寄りの利用者が中心となるため、Web経由の問い合わせが多い。
また、同社は未経験でも運営できるよう研修を充実させている。施設運営やマネジメントに関する研修動画を用意するほか、オーナーや社員、各職員など役職別のオンライン研修を週4回で実施している。
同社は、障がいを持つ人が自立できる機会を増やすため事業所拡大を目指すとともに、働き手が誇れる職種にするべく、業界のイメージアップに挑む。2027年までの100事業所を見込む。
キャリカク
キャリカク
(愛知県一宮市)
小島 竜太朗社長(31)
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