【ブリッジゴルフ】セミパーソナルレッスンスタイルのインドアゴルフ
公開日:2025.11.12
最終更新日:2025.10.29
※以下はビジネスチャンス2025年12月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。
利用客に沿った練習プログラムに特徴
「ブリッジゴルフ」は福岡県を中心に展開しているインドアゴルフだ。ターゲットはこれからゴルフを始める初心者層で、プランやプログラム内容に特徴を持つ。2021年11月に直営1号店、2023年12月にFC1号店をオープン。現在は直営店が福岡県に2店舗、FC店が石川県と福岡県に3店舗ある。
コースを回るラウンドレッスンも
ブリッジゴルフはインストラクター1人に対して2人の利用者がつくセミパーソナルレッスンを採用している。目標に向かった伴走型のレッスンを特徴とし、利用者は100切りなどの目標を立て、それに適したプランを相談して決める。短期集中プランであれば、期間内に目標を達成するためのプログラムを組みレッスンをする。個人に合わせて内容を提案していくスタイルだ。同店は、セミパーソナル形式をとっているが、予約が埋まっていなければマンツーマンでレッスンを行うことも多い。また、YouTubeなどでの動画レッスンも行うなど、利用者が学びやすい工夫もしている。
期間中は通い放題の定額制を用意している。このほか月6回で2万円のサブスクプランに加え、インストラクターと実際のコースを回るラウンドレッスンコースがある。短期集中で力を付けた後に、実際のコースをプロと回ることでさらに課題を発見でき、上達に繋げられるという。
ターゲットはゴルフに初めて取り組むような初心者層だ。利用客は、30~40代を中心とした女性が多く、平日の仕事終わりに通うケースが多いという。
服部社長は経営学修士であるMBAでもあり、コンサルタント業務を手掛けてきた。これまで、セールスを伸ばしたい企業や地方自治体に指導・改善をしてきた経験から、経営体制の構築や人に教えることを得意とし、そのノウハウをブリッジゴルフの運営にも落とし込んでいる。
集客はウェブマーケティングを中心に行う。マーケティングの代行会社を関連会社に持ち、独自の集客手法で利用者を集う。加盟店の集客においても本部がサポートをしていく方針だ。

ターゲットはこれからゴルフを始める初心者層だ
通いやすさを重視
初期投資に必要な金額は500万円ほど。加盟金が220万円のほか、弾道測定器やネットなどの備品代や内装費がかかる。25坪ほどの広さから始められ、2ブース設置することを推奨している。駅に近い立地や、駐車場付きのロードサイドで出店しており、通いやすさを重視した物件選びをしている。
月商は500万円で、経費には人件費が215万円と広告宣伝費が3万8000円、クレジットの決済手数料が15万円、消耗品や雑費で50万円、家賃が36万円でロイヤリティが5%の25万円で155万円ほどが手元に残る。
同店は今後の目標をFC50店舗に設定している。
「マラソンの伴走者のような立ち位置を意識しています。影でペースメイクをしつつ目標のゴールを切ることが私たちの仕事です。自分たちが熱量を持って利用者を支えることで満足度を向上させられ、良好な経営に繋がると考えています」(服部雅樹社長)
ブリッジゴルフ
ブランズバンクシステムズ
(長崎県大村市)
服部 雅樹社長(48)
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